FXでも使われる「ナンピンマーチンゲール方式」とは?

近年FXの投資においてもよく活用されている「ナンピンマーチンゲール方式」をご存じでしょうか?

 

カジノのギャンブルゲームにおいて使われるベッティング戦略の一種で、連続的な負けを取り戻すためにベット額を倍々で増やしていくことが特徴です。

 

 

ナンピンマーチンゲール方式はギャンブルや投資においても、活用の仕方は同じです。

 

具体的な手順は以下の通りです。

 

  1. 最初のベットで任意の金額を賭けます。
  2. もし勝利した場合、次のベットも同じ金額を賭けます。
  3. もし負けた場合、次のベットでは前回の負けた金額をカバーするために、ベット額を増やします。具体的には、前回のベット額を倍にして賭けます。
  4. 2番目のベットで勝利した場合、元のベット額に戻ります。
  5. もし2番目のベットでも負けた場合、さらに前回のベット額を倍にして賭けます。

 

壱川
壱川
このように、連続的な負けが続いた場合にはベット額が指数関数的、つまり負けごとに投資額が倍に増えていくんですね。

 

この戦略は、連続的な勝利が訪れることを前提としていますが、実際にはリスクが高く、資金を急速に失う可能性があります。

 

適切なリスク管理と十分な資金を必要としますが、FXの自動売買では最も主要で人気の高い手法なので、「ナンピンマーチンゲール方式」を検討している人は是非この記事を最後まで読んで理解を深めてください!

 

FXでの「ナンピンマーチンゲール方式」とは?取引の手順も紹介!

FXにおけるナンピンマーチンゲール方式は、多くのトレーダーや特にEA(自動売買ツール)で使用されます。

 

そもそもナンピンマーチンゲール法は「ナンピン法」「マーチンゲール法」の2つの手法を組み合わせたものなんです。

 

それぞれ具体例を使って解説していきますね。

 

「ナンピン法」とは?

「ナンピン法」は、保有しているポジションの価格が不利な方向に行ったときに追加の注文を入れ、ポジションの取得単価を下げるという方法です。

 

言葉ではわかりずらいので、数字を使った簡単な例を挙げます。

 

(ナンピン法の例)

日付ドル円通貨購入量1ドル当たりの取得単価(計算式)
1月1日1ドル=150円1万通貨の買い150円=150円×10,000通貨÷10,000通貨
1月8日1ドル=130円追加で1万通貨の買い140円=((150円×10,000通貨)
+(130円×10,000通貨))
÷20,000通貨

 

例のような取引を行うと1ドル当たりの取得単価を下げることができ、140円までドル円が上昇した時点が損益分岐点(損益が0円の価格)となります。

 

「マーチンゲール法」とは?

もう一つの「マーチンゲール法」は、トレードで負けた時に次のトレードで損失を取り返すために、投資額を倍々に増やしていく手法です。

 

主にカジノゲームで活用される手法ですので、勝率50%、配当が2倍としたときの例を挙げます。

 

(マーチンゲール法の例)

ゲーム回数1回目2回目3回目4回目
ベット額100円200円400円800円
勝敗負け負け負け勝ち
収支₋100円₋300円₋700円+100円

 

マーチンゲール法の特徴は、何回負け続けても最後に勝てばプラスになることです。

 

壱川
壱川
勝つまで掛けるので「理論上は負けない手法」といわれています。

 

「ナンピンマーチンゲール法」とは?

先述した「ナンピン法」と「マーチンゲール法」を掛け合わせたものが「ナンピンマーチンゲール法」です。

 

ナンピンマーチンゲール方式は負けている場合に、更に倍額の追加注文を出します。

 

逆張りは相場が動いている逆方向に掛ける手法で、赤丸部分が買いとなります。

FXのナンピンマーチンゲール方式は「逆張り戦略」として、トレンド反転を期待して逆方向にトレードするときに使用されます。

 

壱川
壱川
日本人は「逆張り」、外国人は「順張り」を好む傾向がありますよ!

 

ナンピンマーチンゲール法の具体的な手順

具体的な手順は以下の通りです。

 

「トレンド反転を期待して逆方向にトレード」が基本的な考え方です。(青丸がエントリーポイント)

 

  1. 最初のトレードで、逆張りの方向にエントリーポイントを設定します。
  2. もし最初のトレードが負けた場合、次のトレードでベット額を増やします。
    一般的には、前回のベット額を倍にしてトレードします。
  3. 2番目のトレードで利益を出すことができれば、元のベット額に戻ります。
  4. もし2番目のトレードでも損失が続いた場合、さらに前回のベット額を倍にしてトレードを続けます。

 

この戦略は、トレンド反転を予測している場合に有効ですが、市場が持続的なトレンドを示す場合や、大きな値動きがある場合にはリスクが高まります。

 

また、資金管理やリスク管理にも注意が必要です。

 

壱川
壱川
ベット額が倍々で増加していくので、資金に余裕がある人に向いています。

 

FXのナンピンマーチンゲール方式は、個々のトレーダーの戦略やリスク許容度によって異なる場合があります。

 

十分な検討とトレードプランの策定、リスク管理の実施、過度なナンピンや無制限のベットの増加には注意し、慎重な取引を心がける必要がありますが、勝率と儲け幅を高めることが可能な方式として人気な手法の1つです。

 

 

FXのナンピンマーチンゲール方式の事例

以下に、FXのナンピンマーチンゲール方式の一つの事例を示します。

 

例えば、あるトレーダーがEUR/USDの逆張り戦略でナンピンマーチンゲール方式を使用することを考えます。

 

  1. 最初のトレードで、EUR/USDの価格が1.2000であるとします。
    トレーダーは、「1.2000のショートポジション(売り)」を取ります(値下がりを予測)。
  2. もし為替が上昇し最初のトレードで「50ドルの損失」で負けた場合、トレーダーは次のトレードで投資額を増やします。
    例えば、前回の投資額が「100ドル」だった場合、次のトレードでは「200ドル」に増やします。
  3. 2番目のトレードで利益を出すことができれば、トレーダーは元の投資額に戻ります。
    例えば、2番目のトレードで利益が「50ドル以上」だった場合、トータルの利益が+になったので、次のトレードでは再び「100ドル」に投資額を戻します。
  4. もし2番目のトレードでも損失が続いた場合、トレーダーはさらに前回の投資額を倍にしてトレードを続けます。
    例えば、2番目のトレードで損失が「100ドル」だった場合、3回目のトレードでは「200ドル」を賭けます。

 

このように、トレーダーは連続的な負けが続いた場合にはベット額を増やしていきます。

 

壱川
壱川
ただし、市場が持続的なトレンドを示す場合や大きな値動きがある場合には、損失が急速に膨らむ可能性があるため、リスク管理が重要です。

 

この事例はあくまで一例であり、個々のトレーダーの戦略やリスク許容度によって異なるので、ナンピンマーチンゲール方式を使用する際には、自身のトレードプランにて慎重に取引を行うことが重要です。

 

まとめ

ナンピンマーチンゲール方式は、損失が発生した場合に賭け金を倍々に増やしていく戦略です。

 

つまり、損失を取り戻すために次のトレードで賭け金を増やしていくことを繰り返します。

ナンピンマーチンゲール法は、連敗が続いた場合には大きな損失を被る可能性がある一方で、一度勝利が得られれば過去の損失を取り戻すことができますがリスクも伴うことも念頭に入れておいて下さいね。

 

ABOUTこの記事をかいた人

アバター画像

「おれ、こんな未来を描いてたっけ?」人生の違和感を感じサラリーマンを飛び出した。こんな余剰便利な時代、おいていかれないよう使いこなし賢くカッコよく自由に生きていくことを決意。やりたいこと、家族の幸せを最優先し、こんな時代の生き方を提案。